《ジェノサイド》

ロシアのウクライナに侵攻して2カ月になる。ウクライナ首都のキーウ周辺からは撤退したものの、転進してドンバス地域と呼ばれる東部2州の指圧を目指している。ドネツク州の要衝、マウリポリの戦闘では、多くのウクライナ人が亡くなっている現実が報道されている。

これは、ウラジミール・プーチン大統領によるジェノサイド(集団虐殺)である。民間人の老人、子ども、女性までが見境もなく殺害されている。拷問、レイプ、虐殺...何でここまで人間は残虐になれるのだろうか。それが戦争である。

「1人殺せば殺人者だが、100万人殺せば英雄だ。殺人は数によって神聖化される」。こう言ったのは、喜劇王のチャーリーチャップリンである。ジェノサイドは、独裁者の政治的な野望や願望によって引き起こされる。まさに、「独裁者・プーチンの野望」に当てはまる。

その「プーチンの野望」のために、ウクライナの無垢な人たちがどれだけ殺されたのだろう。どれだけの街が、瓦礫になったのだろう。第2次世界大戦を経験したはずなのに、80年近く経つと忘れてしまって同じようなことを繰り返す。人間は何て愚かな生き物だろう、とつくづく思う。

西側諸国はウクライナに武器などの支援をして、ロシアに経済制裁をしているが、核戦争を危惧してを参戦もできない。この暴走を止めるには、プーチンが失脚するしかないのが現状だ。クーデター、暗殺、民衆の蜂起などが考えられるが、今のところあまり期待できそうにない。

プーチンの暴力を批判しているのに、こんなことを言うのは不謹慎だが、「ゴルゴ13に暗殺を依頼するしかない」とまで思ってしまう。ロシアなどの核保有国は、人類を何回も全滅させるほどの核兵器を持っている。愚かな戦争や紛争ばかり繰り返している人類は滅亡に向かって進んでいる 私の持論は、ますます確信になろうとしている。

【午睡/2022.4.22】