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株式会社 廣文館
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コラム・ブックレビュー
広島在住のコラムニストによる “社会時評”コーナー! 月1回のペースで「読むことの楽しさ」をお届けします。

2004年の年の瀬

 年の瀬の30日。奈良の女児誘拐殺害事件の容疑者が逮捕された。同じ日に2度も延期になった紀宮さまの婚約発表があった。大変な年を象徴するようなあわただしさであった。

 この時期になると、「自分は今年、何をしたのだろう」と振り返り、そしてやり残したことの多さに反省する。反省ばかりで、翌年もまた同じことの繰り返しなのだが。

 30代より40代、40代より50代。そして、60代が近づいてきて、最近の月日が経過するスピードは恐ろしいくらいである。世の中、次々と大きな事件、事故、天災が起きる。2、3カ月たつと、前のことは「忘却の彼方」になってしまう。

 忙しい合間に、時間の裂け目に飛び込んだような錯覚に陥る時がある。そんな時、「何のためにこんなにばたばたと忙しい日々を送っているのだろう」と思う。哲学的に言えば、「何のために生きているのか」という自問である。もちろん、すぐ答えが返ってこない。NHKの朝の連ドラ「若葉」に出てくる南田洋子のおばあちゃんの口癖が「人間、生きているだけで丸儲け」。まあ、これくらいのおおらかな気持ちで生きていくことが幸せなのかもしれない。

 「2007年問題」と言う言葉がある。2007年は団塊世代が最初に定年になる年である。膨れあがった世代が一気に定年を迎える「大定年時代」の到来を指している。まさに私がその世代だけに、先行きの不安がよぎる。だが、生来の無精者だけに、結局は気が付けば定年を迎えていた、ということになるのだろう。酒を飲みながら、そんなことを考える年の瀬である。

【午睡/2005.01.04】


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